日本菓子教育センターは、1966年(昭和41年)に製菓衛生師法が施行されたことを受けて、和洋菓子製造技術者の資質と技術の向上を図り、和洋菓子産業界の振興発展を期すとともに、製菓衛生師制度や技能検定制度の円滑な推進を目的に、1967(昭和42年)に設立されました。
会員には、日本の和菓子産業と洋菓子産業を代表する、全国和菓子協会、全日本洋菓子工業会、日本洋菓子協会連合会、全国菓子工業組合連合会の4団体を中心に、全国各地の製菓専門学校、和洋菓子の職業訓練校、製菓科を有する高等学校が加入しており、産学共同で運営に当たっています。
目的を果たすために様々な事業を実施していますが、とくに製菓衛生師を目指す方々のバイブルといわれる『製菓衛生師全書』や『製菓衛生師、菓子製造技能検定受験問題集』をはじめ、和菓子、洋菓子の教科書などの図書出版や、会員校教師の資質向上を図るための研修会の開催、会員校卒業生における成績優秀者の表彰、会員校の紹介や案内などの事業を積極的に推進しています。